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良くも悪くもアメージングな備忘録

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Z級から超A級までSF・ファンタジー系DVD&BDの備忘録。基本ネタバレ注意。



シュールリアリズムの代表的作家、ルイス・ブニュエル。
日常と非日常が曖昧に行き交う快感。
どの作品もセンス・オブ・ワンダーに満ち溢れ、
立派なエンターテイメントだと思う。
小難しそうな題材もサラリと料理されるのが魅力。

パリからスペインの聖地へ向かう巡礼の道を、
旅するピエールとジャンは、不信心で不遜者。
聖ヤコブが眠るスペインの巡礼地、
サンチャゴ・デ・コンポステーラへ向かう、
聖なる銀河でふたりは死の天使やサド公爵らと出会う。

うーん、面白いけど分かったような分からないような(笑)。
柱は2人の巡礼者がスペインへ向かうロードムービー。
その間、キリスト教をテーマに、様々なエピソードが展開する。
時空もバラバラで、過去と現代を行ったり来たり。
集中していないと、すぐに置いて行かれてしまいそう(笑)。

信者じゃないし、聖書すら最後まで読んだことがない私。
映画の最後に、遺されてきた実際の言説を引用したとあったから、
矛盾をいろんな視点で突き、皮肉っているのだろうな。
キリストが実在した人物ならば、彼とて所詮、生身の人間。
きっと七つの大罪も犯してきたに違いない。
そう思えば無神論者の私もまた、キリストに親しみを持つ。
キリスト教批判ではなく、解釈だと感じた。
汝、姦淫することなかれ(笑)。

「銀河」(アイ・ヴィー・シー)
97分/カラー/モノラル/16:9LBビスタサイズ
原題:LA VOIE LACTEE
仏=伊:Fraia Film&Greenwich Film Productions作品
製作年:1968
監督・脚本:ルイス・ブニュエル
製作:ウリ・ピカール/セルジュ・シルベルマン
脚本:ジャン=クロード・カリエール
撮影:クリスチャン・マトラ
出演:ポール・フランクール/ローラン・テルジェフ/アラン・キュニー/デルフィーヌ・セイリグ
# by fuuuutaro | 2012-05-29 05:12 | 精神世界 | Trackback | Comments(0)


大手製作の大作だから劇場公開を期待したが、
ベースが打ち切りSFドラマ「ファイヤーフライ」。
キャストも地味でビデオスルーになってしまった。
幸いBDは出たので、コレで我慢しよう。

500年後の物語。
同盟による宇宙統一化の波が押し寄せようとしていた。
そんな流れに反抗する退役軍人マルコムは、
セレニティー号の船長として、強盗もやってのける海賊稼業。
彼の右腕ゾーイ、その亭主でパイロットのウォッシュ、
メカ担当ケイリー、元傭兵ジェインなどクセ者クルーに混じり、
同盟からの逃亡者である兄妹が乗客として乗り込んでいた。
実はその妹リヴァーこそ同盟によって改造されていた最終兵器だった・・・。

コレは当たり。
少々詰め込みすぎだがテンポ良く、SF好きなら楽しめると思う。
打ち切られたTVシリーズの完結編っぽく、
少々、キャラを把握するのに時間がかかるが、
中途を知らなくても話の内容にはスッと入れた。
スクリーンで観たい作品として十分なレベルがある。

最終兵器のリヴァーちゃん、マイ・ターンになってからのクールさがスゴイ。
行動で2重人格をスコーンと演じてくれる。
彼女、決して美人じゃないけど、横顔がいい。
カメラも意識してか、横顔ショットをポイントで入れてくる(笑)。
船長もまた、戦争のトラウマから冷めきっていたハートが、
だんだん熱くなっていくという黄金パターンをきっちり見せてくれ、
最後まで心地よく楽しめた。
メカデザインもそれっぽくまとまっているし、楽しかった。
米盤のシリーズBOX買おうかな。

「セレニティー」(ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)
119分/カラー/DTS-HDMA 5.1ch/16:8LBシネスコサイズ
原題:SERENITY
米:Universal Pictures&Barry Mendel Productions作品
製作年:2005
監督・脚本:ジョス・ウェドン
製作:バリー・メンデル
撮影:ジャック・N・グリーン
衣装デザイン:ルース・E・カーター
音楽:デヴィッド・ニューマン
出演:ネイサン・フィリオン/ジーナ・トーレス/アラン・テュディック/モリーナ・バッカリン
# by fuuuutaro | 2012-05-28 04:40 | 宇宙系&エイリアン系 | Trackback | Comments(0)


「ナイト・オブ・ザ・デッド」の最終版で、
ミソを付けたジョン・A・ルッソー。
凝りもせず「ゾンビ」の共同脚本家という、
呪われた特権を行使して、そのプロローグにあたる、
エピソードを製作してしまった(笑)。

「ナイト・オブ・ザ・デッド」の惨劇から数日後。
徐々に勢力を拡大するゾンビに対し、
日夜、人類によるゾンビ狩りが行われていた。
激しい死闘の末、人類は辛くも勝利を収めたかに思えた。
だが、時が過ぎ、再び新たなる恐怖が・・・。

ホラーマニアの兄貴ことトム・サビーニが、
いかにも主演のように扱われているが、出演時間は冒頭から20分弱。
キレのいいアクションに期待が高まった時点で、ゾンビにやられてしまう。
ココまではサビーニが演出も手がけたに違いない(笑)。
そのまんま最後まで撮りきってくれたら良かったのに・・・。

それから後はもうグチャグチャ。
まったく別作品というぐらいテンポも空気も変わってしまう。
ゾンビのボスが存在している理由もわからないし、
タイトルから物語の鍵になるはずの、
子供たちがゾンビに襲われない理由も明かされないまま。
しかもカメラや照明が、そのへんのガラスに映りこんでいるし、
自主制作並みに急降下する作品レベルの方に恐怖した(爆)。
サビーニは誰にどう騙されてコレに出てしまったのか・・・。
こんなDVDにプレミア付けちゃいけませんぜ(笑)。

「チルドレン・オブ・ザ・デッド」(クリエイティブアクザ)
90分/カラー/ドルビー/16:9LBビスタ
原題:CHILDREN OF THE LIVING DEAD
米:Westwood Artists International Inc.作品
製作年:2001
監督:トー・ラムシー
製作:ジョン・A・ルッソー
脚本:カレン・リー・ウルフ
音楽:アラン・ホワーズ
出演:トム・サビーニ/マーティン・シーフ/ダミエン・ルヴァラ/ジェイミー・マッコイ
# by fuuuutaro | 2012-05-27 06:57 | ゾンビ系 | Trackback | Comments(0)


スー・チーのファンなら観ていいけど、
単なるホラー好きは観ちゃいけないらしい(笑)。
大好きな「クローサー」の頃のスー・チー。
だったらウエルカム♪
しかもアンソニー・ウォンのオッサンも出てる。

幼い頃、目の前で轢死した男の頭部を見てしまったジュネ。
それを機会に、左目で幽霊が見える能力が身についてしまった。
それから15年、ジュネはクラブでピーターという青年と出会う。
だが付き合い始めて間もなく、彼の周りに不穏な空気が・・・。

アンソニー・ウォンのオッサン・・・。
出番ちゅうのは、それだけかいっ!(笑)
だけど、この人がこの作品の肝となる。
だからインパクトのある彼が起用された訳だ。
化粧の濃いスー・チーも好みじゃないが、
この人、元々、能面系なので、
いろんな表情を意識的に加味できるから、
面白い女優さんだと思う。
エロ出身だけに度胸も座っていて、
最近の国際的な活躍だって頷ける。

街の空気がリアルに映し出されているから、
香港が好きな人なら、十分に楽しめるだろう。
問題はホラーファンか(笑)。
宗教や生活習慣から、幽霊という概念が、
その国によってまったく異なるため、
怖さを感じないのは仕方がないかも知れない。
だけど映画としてはアン・ホイの作品だけあって、
一筋縄ではいかないし、興味を失わず、
話の展開を追うことができる。
伏線として登場する人物も、
幽霊だったりそうではなかったり、
ちょっとしたメリハリの付け方が上手いのだ。
2段構えのラスト、後ろはいらなかったかなあとも思うけど、
ここまで丁寧に伏線を拾われると感嘆しかない。

もし香港や広州、上海とか行く機会があれば、
人混みに飛び込んで、心を静め辺りを見渡してほしい。
中国の幽霊は雑踏の中、しっかりした存在として、
日夜、活動しているのだ(笑)。
街のバイタリティは幽霊像にも、
大きな影響を与えるのだと思う。
それを感じることができたなら、
この映画はもっと面白く観られるのだけど・・・。
まあ、好きな人だけでいいです(爆)。

「スー・チーinヴィジブル・シークレット オリジナル・ノーカット・バージョン」(フルメディア)
102分/カラー/ドルビー/16:9LBビスタサイズ
原題:幽霊人間 VISIBLE SECRET
香港:寰亞電影作品
製作年:2001
監督:アン・ホイ
製作:トーマス・チャン/ウィリー・チャン
製作・脚本:アベ・ウォン
撮影:アーサー・ウォン
音楽:トミー・ワイ
出演:スー・チー/イーソン・チャン/ジョー・コック/アンソニー・ウォン
# by fuuuutaro | 2012-05-26 04:00 | 心霊系 | Trackback | Comments(0)


「ジュラシック・パーク」の続編。
予想通りの展開だから脚本もへったくれもない。
スピルバーグもそのあたりは開き直ったか(笑)。
BD買い替えでDVD化以来、久しぶりに観た。

コスタリカの沖合、絶海の孤島ロス・シンコ・ムエルタス。
大富豪ジョン・ハモンドは“ジェラシック・パーク”開園へ向け、
“サイトB”と呼ばれていた恐竜のクローン生産拠点に、
巨額を投じたものの、相次ぐトラブルから開園に至らず。
その結果、ハモンドの会社が倒産寸前に陥ってしまう。
甥のルドローは危機を脱するため、恐竜を見せ物にしようと計画する。
現場の惨状を知るイアンは探検隊リーダーの依頼を拒否するが、
恋人の恐竜学者サラがすでに出発したことを知り、
慌てて彼も“サイトB”へ向かうのだが・・・。

前作で恐竜への愛情をこと細かく見せたスピルバーグだが、
続編では一変して恐竜をモンスター一色に描きあげた。
ファンタジー色をなくし、アクション一辺倒となった今作に批判は多いが、
娯楽作として見れば十分な見ごたえだろう。
トレーラーの落下シーンなど、細かいというよりはしつこい演出がスゴイ(笑)。
ほとんどコメディと紙一重・・・。

キャスティングは苦手なジュリアン・ムーアを除き好みばっかり。
ピート・ポスルスウェイトのハードボイルドもいい感じだ。
彼同様、すっかり名脇役になったピーター・ストーメアも存在感あり。
下手なストーリーも役者が随分、救っていた(笑)。
それにしても今更、キングコングをなぞられてもなあ。
猿の代わりに恐竜の方を連れて帰っただけやん。
街で暴れるティラノザウルスは怪獣そのもの。
これはハリウッド版ゴジラで被ったな(笑)。
子供には見せたくない捕食シーンがかなりあり、
スピルバーグの底意地の悪さは楽しめる(爆)。

「ジェラシック・パーク アルティメット・トリロジー 」(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)
129分/カラー/DTS-HDMA 7.1ch/16:9LBビスタサイズ
原題:THE LOST WORLD:JURASSIC PARK
米:Universal Pictures&Amblin Entertainment作品
製作年:1997
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・コープ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
特撮:スタン・ウィンストン/ILM
音楽:ジョン・ウィリアムス
出演:ジェフ・ゴールドブラム/リチャード・アッテンボロー/ジュリアン・ムーア/ピート・ポスルスウェイト
# by fuuuutaro | 2012-05-25 11:41 | 怪獣・怪人・巨大生物 | Trackback | Comments(0)
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